ABOUT

ソメヤスズキはオーガニックコットンの生地を草木染めした布製品の制作・販売をしています。

【草木の色を楽しむ】
植物染料を煮出して一点ずつ手作業で染める草木の色。イメージを覆すような力強い色は、手間と時間を惜しまず染め重ねることで生まれるものです。経年変化の美しさは、私たちが自然の一部であることを思い出させてくれるような気がします。日々の暮らしを彩り、時とともに美しく変化していく草木の色をお届けします。

【ソメヤスズキのものづくり】
オーガニックコットンを中心とした素材選びや、暮らしの中に取り入れやすいシンプルで普遍的なデザイン、作ってお届けするまでの過程や生産に携わる人を大切に、気持ち良く続けていけるものづくりを目指しています。長く使っていただくために、受注生産や染め直しサービスなども取り入れています。


■webサイト
http://someyasuzuki.com/

■Facebook
https://www.facebook.com/someyasuzuki

■Instagram
https://instagram.com/someyasuzuki

«««染料について»»»
草木染めは文字通り身近な草木を使って染めることができます。道ばたに生えた蓬や水辺の赤蘇、栗の葉、檜の樹皮などなど。毎月アトリエで開催している「季節の草木染めワークショップ」では、参加者と一緒に河原や野山を散歩して染料となる植物を採集することもあります。
大抵の植物で染めることができますが、色素の多さ(色の染まり具合)からソメヤスズキでよく使われる染料は、黄色は玉葱・マリーゴールド、グレーやネイビーは矢車附子、ピンクはインド茜などです。現在は染料店で購入している植物染料も、今後は自家栽培したり、近隣で契約栽培してもらうなどの方法を目指しています。

«««媒染ついて»»»
植物染料を繊維に定着させるための工程として、媒染(ばいせん)があります。色素と金属イオンを結合させるのですが、使用する金属の種類によって色が変わります。市販の媒染剤の他に、みょうばんや鉄漿(おはぐろ・かね)、灰汁なども利用できます。例えば、タマネギの皮は黄色に染まりますが、アルミ媒染で鮮やかな黄色、銅媒染で芥子色、鉄媒染では緑がかった茶色のような色になります。ひとつの染材からも、重ね染めによる濃淡や媒染材の種類などを考えると、さまざまな色を引き出すことができます。

«««生地ついて»»»
わたしたちは、農薬を使わずに生産されたコットンを使います。また、無農薬栽培綿の生産が広がって、続いていくためには、コスト優先とは違った選択が必要だと考えます。
ソメヤスズキでは、NOC(日本オーガニックコットン流通機構)のエコ加工規準に則って製造されたオーガニックコットン100%の生地を使用しています。生産地はインド、パキスタン、スイスなど。
詳しいことはお尋ねください。